C6の装着と内部倍率




必要な物



3.3V版C6(CPU)

 まずこのC6というCPUは同じ200MHZ版にも二種類存在し3.52V、3.3V版が存在します。Xaで供給されている電圧は3.3Vです。
 電源ボックスをいじることによりこの電圧は変更することが可能ですが、かなり危険な作業である上にXaのロットによっては相当面倒な作業が必要になります。
  (Xaはロットによって2種類の電源があります)
 今回は、上のような理由&友人のXa10であるためあまり冒険はできませんでした。

 ここで用意するものはC6(3.3V)だけでよく、ほとんど金がかかりません(ただし、内部倍率変更のないロットは例外です)


C6の装着

C6  装着の方法はただ載せるだけです。はっきり言って簡単です、ただし放熱対策として従来のヒートシンクからCPUFANに変更してください。
 このC6のは2.5倍や3.5倍などの設定が無くすべて正数倍率になってます。
 そのため、外部を66とすると、200MHZの上には266MHZの設定しかないため自由度は低いかも?・・・
 K6のようにCPUのピン配列が完全にソケット7用になってて刺さらないと言うことは無かったので、安心してください。
 今、売られているC6のピン配列はXaなどのソケット5にすっぽり入ります




内部倍率

 内部の倍率はPentiumとは少々異なります。
                                         
・・   ・‖   ‖・ ‖‖ ・・   ・‖   ‖・ ‖‖  4.0倍 3.0倍 2.0倍 ???倍 
1.5倍−−>4倍と言うのが違う点でしょうか?
???の部分は外部を33MHZにしたにも関わらず、Windowsの起動中のロゴで止まりました。
また、60x4=240も試しましたが、同様にロゴで止まりあえなく敗退・・・(^^;
50x4及び66x3は安定動作してました。
内部倍率のないXaを持っている人はそのままさして50x4とするのも一つの手だてでしょう。

ベンチ結果はHDBENCH Ver 2.610で

浮動小数点 5675
正数演算  9838
            こんな感じです。


問題点

 言うまでもなく、浮動小数点の遅さです。Pentiumの133MHZよりも遅いです。しかし、周波数が高いので正数演算などはそれなりの結果です。

MMXPentiumで問題となったIDEが使えないなどの不具合は確認されませんでした。
起動時の音がMMXPentium等の用に変わるというような不具合もありませんでした

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